2025.08.23~09.13 研修部会オンラインセミナーA 「これからの日本語教育に向けて 生成AI活用講座―生成AIに触れる!使う!働かせる!―」(全3回)を開催しました。

 

令和78月から9月にかけて、オンラインセミナーA(全3回)「現職日本語教師のための生成AI活用講座触れる/使う/働かせる」を開催しました。本セミナーは、九州・沖縄地域の日本語教師や養成課程履修者、関係者を対象に、Zoomを利用したオンライン形式で実施しました。

 

開催日は、823日、96日、913日の3日間で、いずれも20時から2130分まで行いました。第1回には34名、第2回には29名、第3回には26名が参加し、毎回多くの方にご参加いただきました。日本語学校教員を中心に、大学教員、ボランティア、外国人支援者など、さまざまな立場の方々が集い、生成AIへの関心の高さがうかがえました。

 

講師は、第1回「生成AIに触れる」、第2回「生成AIを使う」を宮崎大学の伊藤健一氏、第3回「生成AIに働かせる」を別府大学の篠崎が担当しました。第1回では、生成AIの基礎や活用事例を紹介し、初学者でも安心して利用を始められる視点を提供しました。第2回では、ChatGPTGeminiCanvaなどを用いた話題作成・多言語化・イラスト生成などのワークを行い、実務に直結する演習を体験しました。第3回では、ChatGPTGeminiNotebookLMを用いた現場業務への応用を検討し、「生成AI活用の7か条」を共有して批判的な活用姿勢を確認しました。

 

各回とも参加者が実際にその場で生成AIを操作し、試し、活用していく実践的な内容となり、初めて生成AIに「触れる」段階から、授業準備や教材作成、業務支援などに活用する段階、さらには「働かせる」段階へと発展させる具体的なイメージを、3回を通して段階的に学ぶことができました。参加者からは、「実際の操作を見ながら学べて分かりやすかった」「すぐに現場で使えそうだ」といった声も多く聞かれました。

 

本講座を通して、生成AIを単なる便利なツールとしてではなく、日本語教育の実践を支えるパートナーとして活用していく可能性が共有されました。今後も、現場のニーズに寄り添いながら、実践に役立つ研修の充実を図っていきたいと考えています。

 

 

(日本語教師教育者のための研修部会 篠崎大司(別府大学))