文部科学省「日本語教師養成・研修推進拠点整備事業(九州・沖縄ブロック)」では、福岡女子大学を拠点校として、九州・沖縄地域における日本語教育および日本語教師養成の質の向上や情報共有、地域の連携をサポートすることなどを目的とした「日本語教師養成コンソーシアム九州・沖縄(Kyushu Okinawa Consortium for Japanese Teacher Training /九州・沖縄 CJTT)」を設立します。
九州・沖縄地域において、日本語教育および日本語教師養成にかかわる機関・団体が連携し、日本語教師養成のための研修や調査、日本語教師を目指す人をサポートするプログラム開発などを行っていきます。
つきましては、以下のとおり、コンソーシアムに加盟くださる機関・団体を募集します。学びの場、連携の場、情報交換の場としてご活用ください。
本コンソーシアムの趣旨に賛同し、九州・沖縄地域で日本語教育、日本語教師養成に関わる機関・団体。
(注:部署単位での参加でも構いません。なお、個人での参加はできません。)
現在、九州・沖縄地域では、多くの大学や機関で日本語教師の養成が実施されています。日本語学習者の増加やニーズの多様化を背景に、これまで以上に多様かつ専門的な日本語教育が必要とされる中、これらの日本語教師養成機関がお互いに連携し、九州・沖縄地域において、地域の偏りなく質の高い日本語教師を輩出していくことが求められています。慢性的な日本語教師不足が問題となる中、日本語教師養成機関と日本語学校との間の需給のミスマッチを解消することも喫緊の課題と言えます。
また、人口減少を背景とする労働力の外国人依存が進む九州・沖縄では、在留外国人との共生社会の実現に向け、自治体や国際交流協会、NPO、経済団体、教育委員会などが、それぞれのニーズに応じた日本語教育の提供を模索しています。日本語教育の知見をもった専門人材がそれぞれの場で活躍できるよう、日本語教師養成に関わる機関と緊密な連携をとることも、九州・沖縄地域の課題解決のためには重要だと考えます。
これらの問題意識の下、本コンソーシアムでは、日本語教師の養成や研修を担う高度な専門人材の育成、九州・沖縄地域のニーズに応じた養成・研修を行う人材の育成・確保を目指し、研修会や情報交換会などを通して、各機関・団体が抱える課題や好事例の共有を行います。また、自治体や経済団体を始めとする参画機関の協力の下、地域が求める日本語教育人材についての各種調査を実施します。さらに、九州・沖縄地域の実情も踏まえながら養成課程修了者の就職支援を始めとするキャリア形成・キャリアアップにつながる取組を模索します。
① メーリングリストを通じて、日本語教師養成に関する各種情報が提供されます。
② 参加機関・団体によるお互いの情報交換が可能です。
③ 参加機関・団体主催のイベント等で、コンソーシアムの支援・後援を受けることができます(講師の紹介、会場の提供、広報活動の支援など。金銭的補助はありません)。
④ コンソーシアムのウェブサイトを活用して機関・団体の活動の発信(イベント開催情報、募集情報等)が可能です。
⑤ 機関・団体名をコンソーシアムウェブサイトに掲載すること、また、リンクを貼ることが可能です。
①会員機関・団体となることを希望する機関・団体は、「日本語教師養成コンソーシアム 九州・沖縄加盟申請書」をダウンロードしてください。
②必要事項を記入のうえ、日本語教師養成コンソーシアム九州・沖縄事務局(下記参照)に郵送、もしくはメール添付にてご提出ください。
(1)加盟するにあたり会費はかかりません。ただし、文部科学省の当事業終了後については、この限りではありません。また、研修会等に御参加いただく場合の旅費・参加費等は、各機関・団体での御負担となります。
(2)会員機関の申し込みは随時受け付けます。詳細は以下の問い合わせ先に御確認ください。
(3)退会を希望する場合は、退会申請書を御提出ください。
こちらからダウンロードできます。
申請書の提出先
(郵送)〒813-8529 福岡市東区香住ケ丘1₋1₋1 日本語教師養成コンソーシアム九州・沖縄(CJTT九州・沖縄)事務局
(E-mail)cjtt@fwu.ac.jp
(注)メールの件名は、「(機関名)日本語教師養成コンソーシアム九州・沖縄会員機関応募」としてください。