令和7年12月20日、九州英数学館にて「若手日本語教師のひ・み・つ会議in福岡」を開催しました。この会は、若手の日本語教師が「ここだけの話」を安心して共有できる特別な場をつくることを目的として企画されたものです。「ひみつ会議」という名前には、堅苦しい研修ではなく、楽しく、深く、そして少し刺激的に学べる場でありたいという思いが込められています。参加者同士が「ひみつを共有する仲間」としてつながり、安心して本音を語り合うことで、学びの質を高め、関係性を深めることを目指しています。また、「自分だけが知っている」という特別感が、好奇心や探究心を刺激し、学びへのモチベーションを高めることも期待しています。
当日は、就職後3年以内の日本語教師や学生の方を対象に、9名の皆さんにご参加いただき、13時から14時30分まで、和やかな雰囲気の中で意見交換を行いました。
会議では、日々の仕事について率直な声が多く寄せられました。授業だけでなく、準備や添削、事後対応に多くの時間がかかっていること、授業準備・学生対応・事務作業の三つが大きな負担になっていることが明らかになりました。また、常勤と非常勤では働き方や役割が異なり、それぞれ異なる悩みを抱えていることも共有されました。繁忙期には自宅作業や週末の業務が増え、十分な休息が取りにくい状況も話題となりました。さらに、担任業務や自己研鑽の時間も加わることで、業務量が全体的に膨らみやすいことが確認されました。
今回は定員20名に対して9名の参加となりましたが、その分、少人数ならではの親密な雰囲気の中で、安心して話し合える場となりました。一方で、参加者を増やす工夫の必要性や、課題に対する解決策を十分に深めきれなかった点など、今後に向けた課題も見えてきました。
初めての開催で至らない点もありましたが、改善すべき点を把握できたことは大きな収穫でした。今回の経験を生かし、次回はより深く課題を掘り下げ、実践につながる企画を目指していきたいと考えています。今後も、若手日本語教師が安心して語り合える場づくりを大切にしていきます。
(九州・沖縄の日本語教育を支える若手日本語教師連携部会 古閑 華恋(九州測量専門学校))
「若手日本語教師のひ・み・つ会議 in 福岡」ポスター