2025.07.12 研修部会オンラインセミナーC 「日本語学校の採用・養成研修担当者と考える日本語教育の未来  ―長い目で焦らず育てるための第一歩―」(全2回)を開催しました。

 

令和712月に、オンラインセミナーC(全2回)「日本語学校の採用・研修担当者と考える日本語教育の未来長い目で焦らず育てるための第一歩」を開催しました。本セミナーは、九州・沖縄地域の日本語学校における採用・研修担当者を対象に、人材育成のあり方や今後の日本語教育の方向性について共に考えることを目的として企画されました。

 

1回は1226日(金)10時から12時まで、Zoomによるオンライン形式で実施し、17名が参加しました。第2回は同日午後より、YouTubeによる限定公開のオンデマンド配信として実施し、令和8125日現在で34回の再生がありました。

 

1回「大学の教員養成課程の内容を知る①―就活を迎える大学生の本音を探る」では、一般社団法人FCC GROOVEの横田秀策氏を講師にお迎えし、就職活動を控えた大学生の意識や価値観、進路選択の実情について、具体的な事例を交えてご講演いただきました。

 

 第2回「大学の教員養成課程の内容を知る②―教員からみた養成課程と大学生」では、福岡女子大学の岩下真澄氏より、大学における教員養成の現状や大学生の学びの姿について、教育現場の視点からお話しいただきました。

 

1回のセミナーは、年内最後の平日午前中という、多くの職場で仕事納めにあたる日程での開催となりましたが、参加率も高く、Zoomのチャット欄を活用した活発な意見交換が行われました。参加者同士が現場の悩みや課題を共有しながら、これからの人材育成について真剣に語り合う、有意義な時間となりました。

 

本セミナーを通して、大学の養成課程と日本語学校現場との相互理解を深め、若手教師を長期的な視点で育てていくための第一歩を踏み出すことができました。短期的な成果を求めるのではなく、「焦らず、丁寧に育てる」という視点の大切さを、参加者全員で再確認する機会となりました。今後も、教育現場と養成機関をつなぐ対話の場を大切にしながら、日本語教育の持続的な発展に向けた取り組みを進めていきたいと考えています。

 

 

 

(日本語教師教育者のための研修部会 大和佐智子(専修学校久留米ゼミナール)・樽見慈恵(株式会社グローバルウィザス))